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カテゴリ:ケニア( 27 )
Safari in Kenya その6
 今日は、お待ちかね?のライオンの赤ちゃんを紹介しよう。
突然、スワヒリ語で無線が入り、ドライバーが大きく舵をとる。そして雄大なサバンナを滑走した。何だかピンッと緊張が走った。ドライバーに聞くと、どうやらライオンのファミリーがいるようだ。目の前にメス4頭と赤ちゃん4頭の集団が見えてきた。サバンナで初めてライオンと出会い、無我夢中でシャッターを切る。シャッター音が心地よくサバンナに響く。

f0117665_21373797.jpg←透き通った目をした赤ちゃん。親の周りでジャレあって遊んでいた。とても微笑ましい光景だ。単に遊んでいるだけではなく、こうしてハンティングの感覚を身に付けているそうだ。そして親がハンティングを始めると、速やかに茂みに隠れて、姿が見えなくなる。ハンティングが終わるまでジッと待って、その一部始終を見て習得する。
f0117665_2154512.jpg→ファミリーといっても、ライオンは通常メスのみが集団で生活しており、そのメスの集団と赤ちゃんが一緒に生活している。
赤ちゃんは時々オスに会うことができるが、赤ちゃんにとってオスはとても怖い存在だ。会ってもなかなか近づけなくモジモジしているそうだ。



f0117665_2162567.jpg←必死にしがみついておっぱいを飲む赤ちゃん。
僕たちがこの愛くるしい姿を守ってやれることはできないが、いつまでも元気にサバンナの上を歩いていてもらいたい、と心の底から願う。ライオンの赤ちゃんが大人になれる確率わずか20%。この子達のうち1匹が大人になれるかどうかだ。

厳しい自然の中で生きているのだ。でも、自然とは厳しいからこそかけがえがなく、美しいものなのだろう。あれから1年。海を越え遥か遠くの大地を今も勇壮に踏み続けていることだろう。

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by sappy_q | 2006-12-18 22:58 | ケニア | Trackback | Comments(0)
Safari in Kenya その5
 今日はサバンナで出会ったアフリカゾウ(スワヒリ語:Tembo)のファミリーを紹介しよう。
ゾウは家族の絆がとても強い動物だ。綺麗で澄んだ目が、家族への愛を物語っている。
f0117665_1928332.jpgいつも家族で行動し、1つの群れに数頭の赤ちゃんを必ず見かける。その小さな小ゾウを家族が全力で守るのだ。ゾウの子供はミルクで育つ。赤ちゃんが母親から、ミルクを飲む姿を何度か見かけた。哺乳類なので当たり前のことだが、『ゾウがミルクで育つ』当たり前の光景にとても驚き、感動した。→母親の足の間に頭を埋めて、一生懸命ミルクを飲む姿がなんとも愛らしい。

↓ミルクを飲み終えると、またみんなでゆっくりと歩き出す。歩調に合わせて、耳をぱたぱた。なんとも雄大な景色だ。この光景が永遠にこのサバンナで続いてほしい。

f0117665_192734100.jpg ゾウというと、タイやインドで人を乗せて歩いている姿を思い出すので、人懐っこい動物だと思う人も多いだろう。僕もその一人だった。しかしゾウは、サバンナでは最も気をつけなければいけない動物の一つだ。ライオンやチータなど肉食獣が人間をとても怖がるのに対して、ゾウは人を襲うことがある。サファリ中、ゾウとの距離はどんなに近寄っても10m。
間合いをとっていないと、人間であろうと肉食獣であろうと突進して襲う。ドライバーもゾウにはかなり気を使っていた。

だが、これも家族を守るため、絆のため。

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by sappy_q | 2006-12-11 21:53 | ケニア | Trackback | Comments(0)
Safari in Kenya 番外編
 今日はサバンナでどのようにして撮影してきたのかを紹介しよう。
f0117665_190580.jpg ←のようなオープンルーフの4WD車でサファリをする。サファリは一台で単独行動をするが、他のサファリカーと無線で連絡しあい、各車の無事確認と動物の位置を交信している。我々が肉食系のライオンやチーターが見たいということを知っているので、どこどこに2日前のインパラの死骸がある、ハイエナの群れがうろついているから新しい死骸がこの辺りにあるなど、各ドライバーが情報を交換しているのだ。驚くことに、ドライバーたちは数km先の動物の識別ができるほど視力がよく、双眼鏡で探している我々よりも情報量が多い。突然、興奮したスワヒリ語の声で無線が入ると、各車はその場所へ集まりお目当ての動物を見せるのだ。

f0117665_2027259.jpg  しかし、サバンナでの撮影はすごく悩ましい。その種は、凄まじい砂埃と振動。これらはカメラやレンズの天敵である。レンズのピントリングに埃が侵入しAFが利かなくなった、ボディーのスイッチ系に埃が入り動作しなくなった、レンズ交換時にCCDに埃が入り使い物にならなくなった、振動でデータが消えたなど、事前にいろいろな話を聞いていた。勿論、レンズ交換をする場合はそれなりの覚悟が必要だ。ボディは数機準備しておくことを勧める。撮影はかなり神経質になり埃対策と振動対策を万全に施して挑んだ。

 もう一つが光の量だ。光が少ない時間にサファリを行うので、三脚をセットできない車内では手持ちで撮影するしかない。明るい望遠レンズと定評あるEF300mm F2.8Lをメインレンズとしたが、それでも厳しい条件下での撮影があった。
Galleryなどにある写真は、このような厳しい環境で撮影されてきたものである。

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by sappy_q | 2006-12-05 21:13 | ケニア | Trackback | Comments(0)
Safari in Kenya その4
ここマサイマラには、小さくてかわいいものから大型のものまで、たくさんの草食動物がいる。
今日はその中で、最も大型のウォーターバックを紹介しよう。
f0117665_20242449.jpgウォーターバックは草食動物の王様だ。草食動物はほとんどの種類が群れで生活するが、ウォーターバックのオスは珍しく単独行動をとる。肉食動物であるライオンやチーターもウォーターバックのオスを襲うことは滅多になく、逆に立派な角で殺されてしまうこともあるそうだ。
←夕日を浴びて佇むウォーターバック(オス)。
ご覧の通り立派な角を持っている。ウォーターバックのオスは、生きる芸術品だ。美しく引き締まった体と、立派な角。マサイマラに滞在した数日間で何度か見かけたが、何回見ても見とれてしまう。これほど美しい動物は他にいないだろう。惚れ惚れする感じだった。写真からその風格が伝わるだろうか。低い太陽の光が側面から当たり、対称に伸びた角の磨き上げたようなメタリックな質感を表現できた。

f0117665_2033115.jpg→ウォーターバックの周りには、草食動物もあまり近づかないようだ。木の横にポツンと並んで立っていた。なんともいえない孤独な感じがいい。広角レンズで、哀愁のある男の姿を撮影した。二股に分かれた木の幹が対称に伸びていて、まるで角のようだ。ウォーターバックが向かい合って立っているような面白い光景だった。

日がだいぶん傾いてきた。望遠での手持ち撮影には光の量が少しきつくなってきた。

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by sappy_q | 2006-11-29 23:02 | ケニア | Trackback | Comments(0)
Safari in Kenya その3
 午後3時、サファリへいざ出発。サファリは午前6時からと午後3時から、1日2回行う。日が低いときに動物たちは活発に動き、時にはハンティングを行う。観察ができやすい時間帯にサファリを行うわけである。昼時は暑すぎて、人も動物も木陰でお昼寝だ。相変わらずのオフロードを下り、丘の上から一面草原のサバンナへと向かった。爽快な気分だ。気持ちがいい。早速、草食動物たちの群れを目にすることができた。夜間に備えてか食事に夢中で顔を上げてくれない。f0117665_20214892.jpg
←シマウマ スワヒリ語で『punda milia』。ノミを食べるキバシウシツツキがお尻に乗って、サバンナらしい光景を撮影できた。本当にきれいな縞模様だ。しかし、弱肉強食の世界でなぜ目立った模様をしているのだろう?これにはサバンナ界でのワケがある。天敵のライオンなどの肉食動物は色の識別がでず、白黒写真のような光景を見ているそうだ。
もうお分かりですね。草原の白黒写真の中にシマウマがいるとしたら、確かに見えづらい。この界ではカモフラージュ効果となっているわけだ。
f0117665_21252795.jpg サファリカーを走らせていると、強烈な生臭い匂いがしてきた。その匂いがだんだんときつくなり、思わず口と鼻を押さえたくなる。辺りを見渡すと衝撃の姿が目に飛び込んだ。
→匂いの源はシマウマの死骸だった。衝撃的な光景であった。しばらく、撮影もせずに考え込み、辺り一面を落ち着いて見渡した。
これは、ただの死骸ではない・・・。

このシマウマは肉食動物へ生命を繋いだのだ。そして、やがて土に還り、土から草が育つ。この草を草食動物が食べ、仲間に新たな生命を与える。サバンナ全体が一つの生命のようだ。生と死が隣り合わせの世界。この光景を撮影し、サファリカーはさらに先へと進んでいった。

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by sappy_q | 2006-11-28 23:22 | ケニア | Trackback | Comments(0)
Safari in Kenya その2
 小高い丘の上のロッジまでの道なき道も、そこはサバンナ。
サバンナらしいアカシアの木が広がる景色を車窓から眺め、ドライバーとの会話も弾む。
突然、ドライバーがフロントガラス越しに指をさし、すぐに車を止めエンジンを切った。引き込まれるように指した方向を見ると、マサイキリンのファミリーがいた。f0117665_22341734.jpg
 『・・・。』感動して言葉が出ない。檻越しではなく、果てしなく続く雄大な空間に動物がいる。ただそれだけだが、言葉では言い表せない気持ちになった。いつもなら「見るより撮る」の自分だが、ただただ見とれてしまった。ふと我に還り夢中で撮影したサバンナ初の一枚←。ファミリー揃って足を止め、カメラ目線で出迎えてくれた。キリンにとって我々の方がよっぽど不思議な存在だろう。見飽きると、ノンビリとした足どりで去って行った。
再びロッジに向かい激しいオフロードを走り始めた。丘を登り始めると、崖に座っているマサイ族を目にするようになった。何を想っているのだろう。何だか哀愁があって写真に納めたくなる一コマだった。有名な話だがマサイ族にカメラを向けると怒って石を投げてきたり、追いかけてきたりする。彼らは、観光客が動物を見に来ていることを知っている。『俺たちを動物と一緒にするな』、マサイ族は誇り高き一族なのだ。断りもなくカメラを向けられたら怒る。まぁ~、当たり前だよね。
f0117665_23281937.jpg 約40分で5日間お世話になるロッジ『ムパタ・サファリ・クラブ』に到着。すばらしいロッジである。スタッフの方もすごく笑顔がよく家族のように応対してくれる。このロッジは崖の上に建てられており、部屋のバルコニーからの景色はサバンナが一面に広がり、→な感じ。サバンナ独り占めだ!!崖から上がってきたヒヒの親子がよくバルコニーに姿を見せた。ロッジの庭にも見たことのない野鳥がたくさんいて、サファリ外の時間も楽しめそうだ。サバンナの中でこれから生活する。景色に見とれて、タスカビールを一杯。ゆっくり一息ついていると午後3時になった。
さぁっ~~、いよいよ午後のサファリドライブの時間だ。


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by sappy_q | 2006-11-24 23:57 | ケニア | Trackback | Comments(0)
Safari in Kenya その1
 ケニアでサファリしてちょうど1年が経とうとしている。
『Gallery』にもあるように動物たちをたくさん撮影することができた。どういうふうにサファリしてきたのか、撮影してきたのかを数シリーズにわたりお伝えしたいと思う。今日はサバンナ上陸までを紹介しよう。
 ご存知の通り、ケニアは東アフリカに位置する。目的地『マサイマラ国立保護区』はケニアとタンザニアの国境付近に位置する。マサイマラN.P.までは首都ナイロビから軽飛行機を利用した。ウィルソン空港を離陸し、どこまでも広がるサバンナを空から堪能。f0117665_21244961.jpg
途中では小さくゾウやヌーの群れが見え、見たことのない光景に圧倒されながらの約40分、マサイマラのキチュワテンボ空港に着陸。空港というとコンクリの滑走路があり最先端の設備をイメージするが、何もない草原に降りただけ。赤砂利の滑走路でレーダーや誘導灯もない。下りたときの振動がハンパじゃなかった!逆噴射でブレーキをかけているときも砂利で滑って左右にふらついてようやく止まった。世界各国からの観光客は一瞬青ざめたが、現地の方は何かおかしい??という感じで寝入っている人や読書を続けている人がいた。タイヤはバーストしないのかな?とか過去に事故はあったのかな?などなど勝手に余計な心配をしてしまう。こうして未知の世界であるサバンナに降り立った。

f0117665_2133924.jpg ちょうど正午くらいに到着し、乾燥しているせいか気温のわりに暑くはなく、爽快な気候だ。辺りを見渡すと、(一応)空港にも関わらずシマウマやキリンが近くに見える。お~本当にサバンナの真ん中に降ろされたわけである。現地のガイドがサファリジープでお迎えに来てくれた。ジープは旧型ランクルでメーターを見ると30万km近くになっていた。ガイドに聞いてみると、日本から10万kmオーバーの車がケニアに流れてくるらしい。「10万kmだったら新車だ!」とニコニコしながらドライバーは言っていた。経験したことないほどのオフロードをJumpしながら走り、ロッジに向かった。


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by sappy_q | 2006-11-22 22:25 | ケニア | Trackback | Comments(0)