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ここマサイマラには、小さくてかわいいものから大型のものまで、たくさんの草食動物がいる。
今日はその中で、最も大型のウォーターバックを紹介しよう。 ウォーターバックは草食動物の王様だ。草食動物はほとんどの種類が群れで生活するが、ウォーターバックのオスは珍しく単独行動をとる。肉食動物であるライオンやチーターもウォーターバックのオスを襲うことは滅多になく、逆に立派な角で殺されてしまうこともあるそうだ。 ←夕日を浴びて佇むウォーターバック(オス)。 ご覧の通り立派な角を持っている。ウォーターバックのオスは、生きる芸術品だ。美しく引き締まった体と、立派な角。マサイマラに滞在した数日間で何度か見かけたが、何回見ても見とれてしまう。これほど美しい動物は他にいないだろう。惚れ惚れする感じだった。写真からその風格が伝わるだろうか。低い太陽の光が側面から当たり、対称に伸びた角の磨き上げたようなメタリックな質感を表現できた。 →ウォーターバックの周りには、草食動物もあまり近づかないようだ。木の横にポツンと並んで立っていた。なんともいえない孤独な感じがいい。広角レンズで、哀愁のある男の姿を撮影した。二股に分かれた木の幹が対称に伸びていて、まるで角のようだ。ウォーターバックが向かい合って立っているような面白い光景だった。 日がだいぶん傾いてきた。望遠での手持ち撮影には光の量が少しきつくなってきた。 Web site 『Sappy!!』 ⇒http://www.geocities.jp/sappy_q/
by sappy_q
| 2006-11-29 23:02
| ケニア
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